Wie steht’s um das Image der Forstwirtschaft?

6. September 2016

ドイツでは人々の林業に対する印象は良くなっているという。

ドイツに住む人々は、自分達の住む場所の自然環境には特に敏感だと思う。みんな、散歩や運動のために森を頻繁に訪れ、それぞれが好きなように時間を過ごす。そんなドイツの人々が森そのものに関心を持つことは自然なことで、その森を管理している者に対する印象は様々ある、それも自然なことだと思う。プリミティブな自然保護派が比較的多いドイツであるにも関わらず、林業に対する印象は数十年前に比べ良くなっている。なぜその変化が起きたのか。産業としての利益がそうさせているのか、相手を理解しようとする努力の成果か、ドイツお得意の理論の積み重ねで民意を上手くまとめているのか。

フォレスターの信頼度が飛びぬけて大きいことも驚きだけど、林業自体の重要性とか大きな責任がある仕事だとか、それを多くの人々が認識していること、というよりも、日常で林業と関係なく過ごしている人でもフォレスターという専門家がいることを知っていることはやっぱりすごいことだと思う。

全てではないが、林業への理解が深まれば、森が豊かになって、森が豊かになれば、森を訪れる人が増える。森を訪れる人は自分の目で身体で森を感じる。林業も身近になる。こんな良い循環がやっぱりドイツの森では見えるような気がする。

Wie steht’s um das Image der Forstwirtschaft?
grafik_wahrnehmung

wenn ich mich mit einem Förster getroffen habe

Wem gehört ein Wald? Wer soll einen Wald verwalten? Wie soll man einen Wald verwalten? Vor ein paar Tagen habe ich eine Chance bekommen, mit einem Förster zusammenzuarbeiten. Dank der guten Zusammenarbeit hat er mir etwas von seiner Arbeit als Förster erklärt. Förster planen, organisieren und lenken sämtliche Arbeiten im Wald, angefangen von der Pflanzung der Bäume, über die Waldwegeunterhaltung bis hin zur Pflege junger Bestände und zum Holzeinschlag. Außerdem sind Förster schnell vor Ort bereit, wenn es Probleme im Wald gibt. In Deutschland denke ich immer, dass die Menschen, die im Wald arbeiten, ein starkes Verantwortungsgefühl haben.

森は誰もモノ?誰がどのように管理すればイイの?

先日、アウクスブルクのフォレスターと一緒に仕事をする機会がありました。フォレスターとは、大体は公的立場で森林管理を仕事として担当している人です。例えば、木を植えて、動物に食べられないように保護して、明るい森になるように間引きして、大きくなったら切って、また植えて、、、というような計画を立てるのも仕事です。また、なにか災害が起こり、森が壊れたときはフォレスターが動きます。

森は自然そのもので、木材として使うだけではなくて、色んな役割があります。水を蓄えてきれいにしたり、暑い日には涼しい森の中で休むこともできます。そんな役割も考えながら、森を管理していくことは大変なことです。

ドイツではいつも思うことですが、フォレスターに限らず、大抵の森を扱う仕事をする人は、森林を管理するという責任感があり、それに対する義務を裏付ける社会的仕組みや社会的状況が明確であると感じ ます。簡単に言えば、フォレスターは森の仕事をする人、専門家であることは自他共に認識されていて、信頼するのは当然だということ。私がこれまでに出会ったドイツのフォレスター達は、みんな責任感が強く、その 社会的役割もはっきりしているため、しっかり自分の意見を持っていました。森林所有者や市民もそんなフォレスターを信頼し、安心して専 門家に森を任せているという雰囲気を感じます。

ただ、日本では非常に評価が高いフォレスターも完全ではなく、苦手なことや気の合わない人もいます。ひとりでダメなら複数で取り組む、ただ、個性を忘れずに、やってみてできなかったらあやまる。

そんな人間くさいところにすごく好感を覚えます。1

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Borkenkäfermonitoring in Bayern

バイエルン州林業試験場のWebサイトでは病害虫モニタリングの情報が公開されています。

対象はBuchdrucker と Kupferstecher です。
まとめてBorkenkäferと呼ばれています。

2015年8月24日現在、3月末の暴風被害の影響もあり、全体的に「Warmstufe(警告レベル)」以上が目立ちます。

Borkenkäfermonitoring in Bayern
Borkenkäfermonitoring

日本も、年によってはカシノナガキクイムシやマツノザイセンチュウによる森の被害が見られますが、こういった目に見えるリアルタイムなマップがあれば森林管理だけではなく、情報公開共有の面でも役に立ちそうですね。

Tag des Försters / フォレスターの日

祝日「フォレスターの日」
あればいいなあ。
 
朽木村でシンポジウムがありました。
 
バーデン・ビュルテンベルク州からフォレスターを招いて通訳を通して、ドイツの林業について講演をしていただきました。
フォレスターとは森林官ともいわれ、ドイツでは森林のマネジメントをする行政職です。
 
会場は高島市森林組合でした。
初めてこの森林組合に行きましたが、意外とアクセスしやすい場所にありました。
組合の事務所前には大きくはありませんが、集材場がありました。

 
こちらが会場です。
会場なのか?と思うほどコンパクトな建物でした。

 
30人ほどの小規模なシンポジウムで、距離的にも心理的にもすごく身近に感じました。
話も目を見て聞くことができたので大変満足したものでした。

 
始めに、講師兼通訳の池田憲昭さんからドイツ林業の概要説明がありました。
森林蓄積は日本は600㎥/ha、ドイツは330㎥/ha。
林野庁は公表していない6kmメッシュで全国の森林蓄積データをもっている。
日本の成長量は15㎥/年以上、8割は外材を占めているなど。
日本は国土の7割を占める、木材利用のポテンシャルは高い。
池田さんはフライブルク大学で林学を修めた後、ドイツで仕事をされています。
実は、昔から池田さんのことを知っていたのですが、今日初めて会うことができました。

理想とする森林の姿を説明するランゲさんです。
 
日本は今、「森林・林業再生プラン」という大きな改革をしようとしています。
林業を生業として成り立たせるため、国土を守るため、経済をよくするため、良い森を育てるため。
新しいプランは特にドイツの影響を受けているようです。
そのアドバイザーでもあるのが池田さんやランゲさんのような活動をしている人です。
なのでドイツの林業を勉強しているかみつキッドの中ではこの方たちは最重要参考人になります。
本当に連行して取調べをしたいくらいです。
 
今日の講演でポイントだったところは、森につながるための「道」が必要だということだと思います。
林業をするためにも、大きな機械を森に入れるための道が必要です。
人を森に誘導するための森が必要です。
レクリエーションの場でもあるのです。
シュバルツバルトのきれいな林道を動画で見せていただきました。
やっぱりいい!映像で見るだけでもその道の気持ち良さが伝わってきます。
かみつキッドもはやくこんな道を歩いてアルプスを登りたい!!
 

最後に一緒に写真を撮っていただきました。
右にいる若い彼はランゲさんの息子さんです。Paulくん。
どうもありがとうございます。
 
ランゲさんたちが提唱する日本の森の目指すべき姿を勉強しました。
それから、
かみつキッドがこれからどのように生きていけばいいのか、なにを目指せばいいのか、
将来の具体的な姿を見せていただいた気がします。
池田さんのような仕事もステキだなと思います。
目指したいものが目の前にあると、やる気が出てきますね。
がんばろう。
 

Forstökonomisches Kolloquium von der TUM / ミュンヘン工科大の森林経済セミナーにて

ミュンヘンの森林経済?セミナーに参加しました。
 
ミュンヘン工科大学の先生が主催しているセミナーです。
毎年この時期に開催し、今年で44回目だそうです。
研修をしていた森林組合のボスが紹介してくれました。
まだ会ってもいないのに「セミナーがあるから発表してくれない?」という急なお誘いを頂き、帰国間近にも関わらず急いで発表の資料をつくりました。
いやー、まいった。大変だった。
準備は前日の深夜まで及びましたが、なんとかできました。
当日、9時からセミナーは始まるのでそれに合わせて朝早くからアウクスブルクを出発しました。
 
ところが、
 
Freising駅からバスに乗ろうとしたら、バスの人が「歩いたほうが早いよ」という甘い言葉に負けて歩いてしまい、気づいたら完全に迷子になっていました。
ォィォィ!(´゚∀゚`ノ)ノ
 
結局1時間半も遅れてセミナーハウスに到着しましたが、いや、ホント、疲れた。。。
 

セミナーハウスは街中にありましたが、静かで綺麗な建物でした。
今日からここを拠点に3日間、発表や報告会や視察が行われます。
かみつキッドの場合は帰国の準備があるので2日間だけの参加にしてもらいました。
セミナーにはドイツ国内だけではなく、オーストリアやハンガリーなどからも先生方が来られていました。
ゲッティンゲン、ハンブルク、ドレスデン、ウィーン、ハンガリーなどです。
 
さあ、さっそく中に入ろう。

お、見つけた。なんて簡単なビラだ。
 

誰だこれは?イタリア人?
おっと、こんな写真を撮ってる場合じゃない。
早く会場に行かなきゃ。
 

 
皆さんホントに熱心です。
しかし、難しいドイツ語をスラッと言いますね、この方たちは。
 

ヨーロッパの先生方を前にこの未熟者が何を発表すればいいのか色々と悩みましたが、日本の林業のこれまでとこれからについて簡単に紹介することにしました。もちろん震災の影響のことも。
緊張しながらもなんとか発表を終え、ホッと一息。
あとから感想を聞けば、しっかり理解してもらえていたようです。
良い質問もたくさん頂きましたが、上手く答えることができなくホントに申し訳ない。
もっと精進します。
 
これからのためにもこのセミナーに参加できてよかったです。
目指すべき目標が目の前にあるとやる気も溢れてくる感じがします。
今はとにかく、もっと林業や環境に関する知識と経験を、もっと語学能力を勉強する必要があります。
あせらずじっくり確実に、そして楽しんで。
 

Beitrag im Bayerischen Rundfunk von einem japanischen Waldpraktikant / 日本人の林業研修生とバイエルン放送

バイエルン放送に取材されたときのラジオが公開されました。

以前、このブログでも取材されたときのことを書きました。
こちら→

ビーアールが来る!! / Der BR kommt !!

半日くらい取材を受けていましたが、なんと放送は2分半ほど。
しかもかみつキッドが話した研修することになった成り行きや目的については軽く飛ばされていました。ちょっと悲しいです。


まあ放送時間はどうでもよくて、こんなふざけた輩でも取材して頂けることは光栄なことです。
これを励みに人の役に立てるように頑張りたいと思います。

Waldbesitzer investieren in Wald / 森への投資

しばらくご無沙汰でした。
 
ゆっくりした休日がなかなかとれませんでした。
今のところ大きな事故や問題もなく研修に、勉強に、登山に、頑張って生活しています。
 
さて、7月も中盤になり、研修も一月以上経ちました。
仕事のリズムもだんだんと体に染み込んできて、森林所有者や取引先の人達とも顔馴染みになってきました。
この調子で研修も研究も進めていけたらと思います。 
 
この前、6月末に、ある意味では大きなパーティがありました。
ここに2つの新聞記事があります。

記事のタイトルは「Waldbesitzer investieren in Wald / 森への投資」と「Haunswieser Auswanderer zu Besuch in der bayerischen Heimat / 海外移住者がバイエルンの故郷を訪ねる」です。
先代からオーストラリアに移住していた森林所有者が故郷を訪問し、所有林を売り、組合がそれを買い取ったというお話です。
このパーティは町長や関係者を招いてのいわゆる公式な森林の譲渡会になります。
アイヒアハの森林組合では、所有していた熱電供給発電の施設を売却し、その資金をどのように利用するのか、について以前から話題になっていました。
その資金はバイオマスの施設などに投資するのではなく、かねてからの計画がなかった森林に投資されたのです。
今後はこの森林をどう活かしていくのか、教育林にするのか緑の回廊にするのか、検討中のようです。 
組合自身が所有する森林、バイエルン州では初めての出来事です。
ところで新聞記事の写真にちらっと日本人が写ってますね。
  

WBV Aichachの組合長です。かみつキッドのボスです。ほどよくlockerな人です。
 

WBV Aichachの理事長です。目は怖いですが良い人です。
 
 
譲渡会では森の中で小さな見学会もありました。
 
この新聞はアウクスブルクを中心とする地域の地元紙ですが、森林組合の活動もまたよく記事になります。
このようなことでも、ドイツの森林と人との距離の近さが伺えるようです。
 

Faszination Forstwirtschaft – durch Zusammenarbeit gewinnen / 林業見本市を訪ねて

先週はKWF-Tagungに行きました。
KWFとは、Kuratorium für Waldarbeit und Forsttechnik e.V. の略でKWFが主催する世界的な林業見本市のことです。
4年に一度開催される世界的なメッセで、今回はBaden-WürttembergのBopfingenで開催されました。
4日間で100以上もの企業や行政、林業関係団体が出展しました。
 

14トンを超えるハーベスタや様々な形のフォワーダなど、いわゆる高性能林業機械が数多く出展されていました。
WBV Aichachからは10人ほどの組合員が一緒に参加しました。